2020年4月12日日曜日

Easterのぴよこ&緊急事態宣言に思うこと


本日2回目の投稿


これまた先月のこと…



白いラグの上で

ころころ転がっていた

すず…


床と

同化してしまって



踏んでしまいそうだったことが

しばしば…






なので

目印になるお洋服を買いました


一番小さいお洋服だったけど


まだぶかぶかでした


ぴよ子柄のお洋服を選んだのは



イースターのころには

なんとか収束に向かうことを願って…


今はもう日本を離れてしまったけど

この頃毎朝毎晩

窓からダイアモンドプリンセスの姿を見ては

心がズンと重くなっていました


数か月前の去年の11月↓

ハンマーヘッドがオープンした時に

勇壮な姿を見せたあの同じ船がまさか

あのようなことになるなんて…


今回の感染症により


当たり前だったことが当たり前でなくなること


我々の生活が

脆弱な地盤の上に成り立っていること



自分がどれだけ不要なものに囲まれて

生きているかということ


本質的な価値が何にあるかということ…

を思い知らされている気がします



とと&すずブログにこんなことを

書くのはなぁと思いつつ


後日また読んだときに


あの時はあんなこと考えていたんだ…

って思うために



ちょっとこの場を借りて

記しておこうと思います



なので以下スルー願います!



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【緊急事態宣言に思うこと】


今年1月20日、出張から戻り成田空港に降り立った時
新型コロナウィルスのことがあれだけ外地で流れていたのだから
検疫も強化されているかと思いきや何ひとつ記載もなくスルー…

2003年のSARS流行時に香港に駐在していた身としては
信じられないような緩さだった。

やがてダイアモンドプリンセス号の感染が判明し、のらりくらりな
対応にやきもきした。

あれから2か月…
ようやく発された緊急事態宣言…
モニターを見ながら官僚が草稿したであろう文章を読み上げる
ABチャンのスピーチは毎度のことと言えば毎度のことだけど
ことばが上っすべりしてな~んも響いてこない。

470億円もかけて配布するというマスク…
バカみたいに複雑な手順を経ないと受給できないという30万円の一時給付金…

国が崩壊しない限り決して失職することのないと~っても頭がよくて優秀な官僚が
考えたのであろうスキームは本気でこの国難を国民と一丸になって
乗り越えようとしているものとは思えず。

一体だれがマスク配布など言い出したのか…
役人も政治家も「やりました。やってる感」だけ出して
あとで責任回避できるようにしたいのだろうか…

官僚出身の大臣たちの他人事のような話ぶりにももどかしさを感じつつ
やはり問われるのはリーダーの資質

友人から入手した3月18日のドイツのメルケル首相のスピーチの完訳に
感銘を受けた…

あの日ドイツ国民は誰しも覚悟を決めたという…
さもあらん。
以下for my records

アンゲラ・メルケル首相の3月18日のスピーチ
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親愛なる国民の皆さん。
現在、コロナウィルスは私たちの生活を著しく変えています。日常生活、公的生活、社会的な人との関わりの真価が問われるという、これまでにない事態に発展しています。

何百万人もの人が職場に行けず、子供たちは学校や保育施設に行けない状況です。劇場、映画館、店などは閉鎖されていますが、最も辛いことは、これまで当たり前に会っていた人に会えなくなってしまったことでしょう。このような状況に置かれれば、誰もがこの先どうなるのか、多くの疑問と不安を抱えてしまうのは当然のことです。

このような状況の中、今日、首相である私と連邦政府のすべての同僚たちが導き出したことをお話ししたいと思います。

オープンな民主主義国家でありますから、私たちの下した政治的決定は透明性を持ち、詳しく説明されなければなりません。決定の理由を明瞭に解説し、話し合うことで実践可能となります。

すべての国民の皆さんが、この課題を自分の任務として理解されたならば、この課題は達成される、私はそう確信しています。

ですから、申し上げます。事態は深刻です。どうかこの状況を理解してください。東西ドイツ統一以来、いいえ、第二次世界大戦以来、我が国においてこれほどまでに一致団結を要する挑戦はなかったのです。

連邦政府と州が伝染病の中ですべての人を守り、経済的、社会的、文化的な損失を出来る限り抑えるために何をするべきか、そのためになぜあなた方を必要としているのか、そしてひとりひとりに何が出来るのかを説明したいと思います。

伝染病について私がこれから申し上げることは、ロベルト・コッホ研究所のエキスパート、その他の学者、ウィルス学者からなる連邦政府協議会からの情報です。世界中が全力で研究していますが、まだコロナウィルスの治療薬もワクチンも発見されていません。

発見されるまでの間に出来ることがひとつだけあります。それは私たちの行動に関わってきます。つまり、ウィルス感染の拡大の速度を落とし、その何カ月もの間に研究者が薬品とワクチンを発見できるよう、時間稼ぎをするのです。もちろん、その間に感染し発病した患者は出来る限り手厚く看護されなければなりません。

ドイツには優れた医療制度があり、世界でもトップクラスです。しかし、短期間に多くの重症患者が運び込まれた場合、病院には大きな負担がかかります。それは統計上の単なる抽象的な数字ではなく、父または祖父、母または祖母、パートナーであり、彼らは人間です。そして、私たちはすべての人の命に価値があることを知るコミュニティで生活しているのです。

まずこの場を借りて、医師、そして看護施設、病院などで働くすべての方にお礼を申し上げます。あなた方は最前線で戦っています。この感染の深刻な経過を最初に見ています。毎日、新しい感染者に奉仕し、人々のためにそこにいてくれるのです。あなた方の仕事は素晴らしいことであり、心から感謝します。

さて、ドイツでのウィルス感染拡大を遅らせるために何をするべきか。そのために極めて重要なのは、私たちは公的な生活を中止することなのです。もちろん、理性と将来を見据えた判断を持って国家が機能し続けるよう、供給は引き続き確保され、可能な限り多くの経済活動が維持できるようにします。

しかし、人々を危険にさらしかねない全てのこと、個人的のみならず、社会全体を害するであろうことを今、制限する必要があります。私たちは出来る限り、感染のリスクを回避しなければなりません。

すでに現在、大変な制限を強いられていることは承知しています。イベントは無くなり、見本市、コンサートは中止、学校も大学も保育施設も閉鎖、公園で遊ぶことさえ出来ません。州と国の合意によるこれらの閉鎖は厳しいものであり、私たちの生活と民主的な自己理解を阻むことも承知しています。こういった制限は、この国にはこれまであり得ないことでした。

旅行や移動の自由を苦労して勝ち取った私のような人間にとって(注※メルケル首相は東独出身)、そのような制限は絶対に必要な場合にのみ正当化されます。民主主義国家においては、そういった制限は簡単に行われるべきではなく、一時的なものでなくてはなりません。今現在、人命を救うため、これは避けられないことなのです。

そのため、今週初めから国境管理を一層強化し、最も重要な近隣諸国の一部に対する入国制限を施行しています。

経済面、特に大企業、中小企業、商店、レストラン、フリーランサーにとっては現在すでに大変厳しい状況です。今後数週間は、さらに厳しい状況になるでしょう。しかし、経済的影響を緩和させるため、そして何よりも皆さんの職場が確保されるよう、連邦政府は出来る限りのことをしていきます。企業と従業員がこの困難な試練を乗り越えるために必要なものを支援していきます。

そして安心していただきたいのは、食糧の供給については心配無用であり、スーパーの棚が一日で空になったとしてもすぐに補充される、ということです。スーパーに向かっている方々に言いたいのです。家にストックがあること、物が足りていることは確かに安心です。しかし、節度を守ってください。買い溜めは不要で無意味であり、全く不健全です。

また、普段、感謝の言葉を述べることのなかった人々に対しても、この場を借りてお礼を申し上げます。スーパーのレジを打つ方々、スーパーの棚に商品を補充される方々は、この時期、大変なお仕事を担われています。私たち国民のためにお店を開けていてくださって、ありがとうございます。

さて、現在急を要すること、それはウィルスの急速な拡散を防ぐために私たちが効果的な手段を使わない限り、政府の措置は意味を持たなくなるということです。私たち自身、誰もがこのウィルスに感染する可能性があるのですから、すべての人が協力しなければなりません。まず、今日、何が起こっているかを真剣に受け止めましょう。パニックになる必要はありませんが、軽んじてもいけません。すべての人の努力が必要なのです。

この伝染病が私たちに教えてくれていることがあります。それは私たちがどれほど脆弱であるか、どれほど他者の思いやりある行動に依存しているかということ、それと同時に、私たちが協力し合うことでいかにお互いを守り、強めることができるか、ということです。

ウィルスの拡散を受け入れてはなりません。それを封じる手段があります。お互いの距離を保ちましょう。ウィルス学者は明確にアドバイスしています。握手をしてはいけません。丁寧に頻繁に手を洗い、人と少なくとも15メートルの距離を置き、出来るだけお年寄りとのコンタクトを避けましょう。お年寄りは特にリスクが高いからです。

この要求が難しいことであることは承知しています。こういった困難な時期にこそ、人にそばにいてもらいたいものですし、物理的な近接、触れ合いこそが癒しとなるものです。残念ながら、現時点ではそれは逆効果を生みます。誰もが距離を置くことが大変重要であることを自覚しなくてはなりません。

善意のある訪問、不必要な旅行、これらはすべて感染を意味し、行ってはならないのです。専門家が「お年寄りは孫に会ってはいけない」と言うのには、こういった明白な理由があるからです。

人と会うことを避ける方は、毎日たくさんの病人の看護をしている病院の負担を軽減させているのです。これが私たちが人命を救う方法なのです。確かに難しい状況の人もいます。世話をしている人、慰めの言葉や未来への希望が必要な人をひとりにはさせたくはありません。私たちは家族として、あるいは社会の一員として、お互いに支えあう他の方法を見つけましょう。

ウィルスが及ぼす社会的影響に逆らうクリエイティブな方法はたくさんあります。祖父母が寂しくないように、ポッドキャストに録音する孫もいます。愛情と友情を示す方法を見つける必要があります。Skype、電話、メール、そして手紙を書くという方法もあります。郵便は配達されていますから。自分で買い物に行けない近所のお年寄りを助けているという素晴らしい助け合いの話も耳にします。この社会は人を孤独にさせない様々な手段がたくさんある、私はそう確信しています。

申し上げたいのは、今後適用されるべき規則を遵守していただきたい、ということです。政府は常に現状を調査し、必要であれば修正をしていきます。現在は動的な情勢でありますから、いかなる時も臨機応変に他の機関と対応できるよう、高い意識を保つ必要があります。そして説明もしていきます。

ですから、私からのお願いです。どうか私たちからの公式発表以外の噂を信じないでください。発表は多くの言語にも訳されます。

私たちは民主国家にいます。強制されることなく、知識を共有し、協力しあって生活しています。これは歴史的な課題であり、協力なしでは達成できません。

私たちがこの危機を克服できることは間違いありません。しかし、いったいどれほどの犠牲者となるのでしょう?どれだけの愛する人々を失うことになるのでしょう?それは大部分が今後の私たちにかかってきています。今、断固として対応しなければなりません。現在の制限を受け入れ、お互いに助け合いましょう。

状況は深刻で未解決ですが、お互いが規律を遵守し、実行することで状況は変わっていくでしょう。

このような状況は初めてですが、私たちは心から理性を持って行動することで人命が助けられることを示さなければなりません。例外なしに、一人一人が私たちすべてに関わってくるのです。

ご自愛ください。そしてあなたの愛する人を守ってください。ありがとうございます。





2 件のコメント:

  1. ラッキーパパ2020年4月13日 8:00

    AB首相の演説は,ひどすぎますね。下手すぎます。
    あれなら,ペーパーをアナウンサーが読んだほうがいい!!
    大嫌いなトランプのほうがはるかにいいと思います。
    ケネディやオバマさんなら,どんな演説をするのだろうと思いました。
    メルケル首相!
    さすがですね。
    一家に2枚の布製マスクの配布!
    400億円以上かけて‥‥
    そのお金を使って,PCR検査の充実,各地に発熱外来の設置,韓国のような軽症者の隔離施設の整備,薬やワクチンの開発支援などなど
    友好な使い道があったと思います。
    医療崩壊の前に,AB首相が思考崩壊しているのでは‥‥
    そんなリーダーですが,クラスター対策班や医療関係者など,素晴らしい仕事をしていますよね。
    そして大半の国民!!緊急事態宣言が出てがんばっていると思います。
    日本人は,素晴らしいですね。

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    1. ラッキーパパさん

      本当におっしゃる通りです…
      ABちゃん今日も的外れなSNS発信をしていましたよね。
      用務員のようなS官房長官が「いいね」の数を自慢しているのを聞いて
      倒れそうになりました。
      最前線で戦っていらっしゃる医療従事者の方々や
      休業のままならない小売店で働いてくださっている方々には
      ただただ深い敬意と謝意しかありません。
      あとは本当に日本人の一人一人がどれだけ自制心と道徳心をもって
      頑張れるかですよね。
      とにかくこれ以上拡大しないことを祈るばかりです。
      パパさんも十二分にお気をつけられてください。

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