2020年7月23日木曜日

25年経っても泣ける・シャルちゃんとクロワッサン

ものすご~くいい香りがするけど

食べれっこないと思うと

顔をそらす…


そう、ととの前に差し出されているのは

焼きたてのクロワッサン♪


イケてるパン屋さんかどうか…

クロワッサンがベンチマーク


ちなみにケーキ屋さんがおいしいかどうか…

これはモンブランで…

なので新しいパン屋さんに行ったら

必ずクロワッサンを買い

レストランや喫茶店で

ケーキを食べるときは

モンブランをオーダーしてしまいます


クロワッサンといえば

初代シャルちゃんには

隠れてよくあげていたなぁ


クロワッサンのみならず

鳩サブレーも…




だからシャルちゃんは晩年

歯槽膿漏になっちゃって

お口が臭かった…

ごめんねシャルちゃん


ということで、

毎年7月になると

7月生まれの先代Jojoや

(そのこと→★

7月に天使になった初代シャルちゃん

に思いを馳せます。

昨日7月22日はシャルちゃんの

25回目の命日でした。

今では超人気犬種だけど

当時は全く人気のなかったプードル…

真っ黒いモグラのような

子犬が来た時は

どこに目があるのか分からなかったけど

初めてのトリミングで

実はシルバーだと分かったシャルちゃん。

カットをしたら

めちゃめちゃハンサムでした



シャルちゃんは16歳と3か月の犬生の中で

何度も環境の変化を経験した子でした

1歳の時じいじの仕事の関係で海外へ…

今では日本の航空会社では考えられないけど

当時はまだ某〇〇航空も

客室にワンコを乗せてよかったので

ばぁばとともに20時間近く

飛行機に乗ってじいじの赴任地へ渡りました


生活をした国々ではいずれも

レストランもホテルもワンコOK。

旅行するときも外食するときも

いつもべったり一緒の日々


レストランで食事をするときは

いつもばぁばのお膝にいて

誰も気づかないくらい静かでしたが

ばぁばがいなくなったり

ひとたび留守番となると

吠えて吠えて…

そんなとても神経質なシャルちゃんの

ライバルは

子犬のときまだ子供だったみんみんパパ…

自分と同じか自分以下か…

で、結構張り合っていました


シャルちゃんの晩年…

すでに社会人だった私もみんみんパパも

シャルとは離れて暮らし仕事をしていました。


毎日寝てばかりのシャルに

ある週末会いに行くと

あんなに好きだった

鳩サブレーもクロワッサンも

見向きしなくなりました


やがてある日

突然後ろ脚が立たなくなり

獣医さんに行くと癌を告知されました。

もう長くないと言われ

そこからばぁばは毎日介護の日々


仕事のない週末ごとに帰っていた私ですが

みんみんパパは関西勤務…

毎日息絶え絶えのシャルちゃんに

ばぁばは

「あと3週間したら帰ってくるからね、

シャルちゃん頑張って」と

声をかけていました


そしてようやくみんみんパパの帰省が叶い

久々に家族そろって夕飯を食べようとしたその時

何か月も声を出さなかったシャルが

「ワン」と吠えました

「シャルちゃんが吠えた!」

と皆でシャルが横たわっているところに

集まると

彼は自分を囲んだ

家族ひとりひとりの目を

順繰りに見つめると

最後に目を見開いて

息を引き取りました…

その光景は

25年経った今でも鮮明に思い出され

涙が溢れます。



シャルちゃんね、

今みんみんが暮らしている

あの欧州の遠い国で、

初めて隠れて

クロワッサンをあげた時と同じ

う~~んとおいしいバターを使った

クロワッサンにようやく

巡り会えたよ!

そう、ずっとどのパン屋さんでも

巡り会えなかったあの味…

残念ながらパン屋さんのクロワッサンではなくて

おフランスの濃厚バターを使った

冷凍クロワッサンだけど♪



ということで長い独り言…

記録用…

それにしても25年かぁ~

年を取りました…


【おまけの独り言】

クロワッサンの味はバターで決まる…
そしておいしいバターは
ストレスの少ない放牧で
ミネラル分の多い牧草を食む牛からとれる
お乳がベース…
あの鍾乳洞の多いエリアのバターを
使っているからおいしいんだと確信

【さらに今気づいた独り言】

シャルちゃんは4月11日に生まれて7月22日にお空へ
Jojoは7月21日生まれて4月10日にお空へ
(偶然だけどどっちも1日違いでつながってる…)

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